ゴールデンウィーク明けの金曜日の夜、大阪の親戚の訃報が父の元に届きました。
父の兄であり私の叔父、同い年の従妹が居たという事もあり、高校生までは夏休みに家族で堺市に遊びに行ってました。
明日は週末という事もあり私も駆けつけると父に伝えて、翌朝に新幹線で大阪に向かいました。
場所は堺市立斎場で、グーグルマップで確認すると乗り慣れた阪和線の駅近くのようです。
父に場所がわかったのでそのまま直行すると伝え、辿り着いたのは昼過ぎでした。
従妹が入口まで来てくれましたが、広い駐車場の大きな斎場で、叔父が生前親戚の葬儀の時に「この斎場は大きいし、駅から近いし、火葬場もあって便利だ。自分の時もここが良い。」という事をよく言っていたそうです。
すでに関西の親戚は皆集まっていて、叔父の生前を偲んでいましたので、私も幼少の時から叔父にかまってもらったことをお話して、しばらくして従妹が親族控え部屋に案内してくれました。
市営斎場という事で、設備以外は簡易的なものかなと思っていたのですが、ホテルのように手入れの行き届いた立派な和室で、施設内の喫茶店も同様の印象です。
叔父は元々滋賀の出で近江商人を自称していましたが、単に見た目の派手さだけでない「良いもの」を、こんな所にまでこだわっていたのだなと感じました。
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