マラソンがものすごいブームになっている。
フルマラソンの大会は各地で増えているし、競争率もうなぎ上り。
今年2月に開催された東京マラソンの競争倍率は10倍を超えたそうです。
参加人数が3万人以上なので、30万人以上がフルマラソンに申し込んだことになる。
それだけの人が42kmもの距離を走れること自体もすごいが、これだけの人気が衰えないのもすごい。
一方で、大会が開催されると、交通の妨げにもなる。
コース近隣に住み、マラソンにさして興味のない方にとっては、甚だ迷惑な話かもしれない。
春には、郡山市で開催された大会で、係員の制止を振り切ってコース上に自動車が飛び出し、ランナーが被害に遭ってしまった。
ブームになればなるほど、開催には細心の注意が必要だろう。
そうした問題が起きない、つまり自動車など他の交通の妨げにならない場所でのランイベントも最近は増えているようだ。
11月に、大井競馬場を利用した、マラソン大会が行われるとのこと。
ファンファーレもなるし、1周1.6kmのトラックを、馬ではなく、ランナーが走るというのだ。
これなら、ランナー以外の方々に迷惑はかからないし、競馬場としても開催日以外の収益が見込めるし、いいことこの上ない。
私の住む栃木でも、毎年「ツインリンクもてぎ」という、カーレース、オートレースの行われる会場でのランイベントが開催されている。
また、東京では周回コースを整備するなど、ランナーのための設備が整った施設が続々建設されている。
数百円の利用料金で、ロッカーからシャワーに至るまで利用でき、信号や自動車を気にせずに走ることができるのだから。
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