同人誌の処分、結構困るんですよね。
欲しいと思ったらすぐ買うもんだから、貯まる一方積まれる一方、減る気配は一切無いという。
で、結局処分に踏み切るんですが、一般的に見てこういう本ってアレじゃないですか。資源ゴミは業者と顔合わせるんで、そのまんまでは出せないわけです。
バラして燃えるゴミに混ぜるってのもアリですが、それだと手間がかかるし手が痛くなる。大体何冊バラさなきゃならんのだというわけで。
そこで誰もが考え付くであろう最終手段に訴えるわけです。
誰が呼んだか『本屋でいかがわしい本を買う時』作戦。アレな本を間に挟み、上と下に普通の真面目な本を置くという、非常に基本的かつ単純ですが効果テキメンな技です。
同人誌を間に挟み、上に真面目な本を置き、紐で縛る。準備万端さぁいくぞ。
で、いざ回収場所へ。何食わぬ顔で本の束を持って引渡し……
と、ここで悲劇が起きました。雪崩です。縛りが甘かったのか、ビニール紐が思ったより脆弱だったのか……飛び散る本。勿論内容は露呈。業者も私も、他に来てた人も合わせて時が止まりましたよ、ええ。
どうしようもなくなったんで私は一転、本を回収して急ぎ帰還しました。
目的は結局果たせず、その本は元の位置へ。アレですかね、一生懸命作った本を処分しようとしたバチですかね。
その後、インターネットで同人誌買取り専門店を見つけた時は悶絶しました。
もっと早く見つけていればあんな苦労はしなかったのにと。
もっと早く見つけていればあんな苦労はしなかったのにと。
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